2017年08月/ 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.24 (Sat)

琢磨モナコ会見全録2/3

-- レース・ドライバーとして復帰したいのか、それとも、テスト・ドライバー
などでワンステップしてもいいと考えていますか?

琢磨 それはもう、レースドライバーである以上、
すぐレースをしたいです。突然明日OKといわれればOK(笑)。でも、それほど“何として
でも今シーズン中にどこのチームでもいいから出たい”というのでもないです。
もちろん、チャンスがあれば今シーズン中に実現したいですが、今戻って最後列を走る
というのは、正直言ってこれ以上したくない。やはりコンペティティブな形で走りたいし、
下地をしっかり作った上でもう一度F1に帰って来れる道を探したいです。
2009年以降にちゃんとした形で戻るために、テストを要求されるのであればステアリング
を握る覚悟はあります。

--具体的な交渉はこれから、ということてすが、例えば、ネルソン・ピケの
交代要員として名前が挙がっていますが。

琢磨 ドライバーとしては、噂だけでも出てくる
のはありがたいことだし、去年の今頃は確か、ラルフ(シューマッハの代わりにトヨタ
なんじゃないか、という質問もされました(笑)が、ボク自身、しっかり発表できる時期に
くればお伝えしますが、今は何もコメントできないです。

--F1以外のカテゴリーとは、例えばGP2は?
琢磨 GP2はさすがにないかな(笑)。考えても
いなかったけれど、そうか、そうすればF1に近いですね(笑)。
それはそれとして、アメリカの方からスポーツカー・シリーズ、ルマン・シリーズを含め、
オープン・ホイールも含め、ユニークなお話も飛んできていて、フ~ンという感じなん
ですが、ドライバーとしてはいろいろ話をいただけるのは嬉しいですが、最後に完全に
チャンスが途絶えてしまうまでは、もうちょっとF1で頑張ってみたいという気持ちが
強いです。

-- 戻ってくる条件は?
琢磨 ここ2年間の経験を活かしたいです。
これからチームを大きくするという状況にスーパーアグリはいたわけで、前進した
時に最高のリザルトが出せる準備ができているつもり。だから、もちろんトップ・チーム
なら文句はないですが、常に優勝ができるパッケージを確保したいです。正直
言ってアテがあるかといえばいまはないです。

--この2年半でいろいろ勉強したとのことですが、具体的に。
琢磨 数をこなして、右京さんを追い越し
そう(笑)ですが、90戦走って、当たり前に必要なことは力を入れずに集中力を出せる
週末の持っていき方ができるようになってきたと思うんです。
無理して視野が狭くなることも最近はないし、力を入れるところと抜くところと、
全体を通していかに速く走るかが自然と身についてきた気がするし、その中で、
2年半は、クルマを大事に大事に扱わなければいけない、最後尾からスタートした
直後に消え去ってしまう状況でも、ピットストップを含めてコンマ1秒でも速くという
モチベーションを高めて、自分のミスを少なくすることを目標に走れてきて、一回も
その目標を失わなかったことは、ひとつ勉強できたことだと思います。

--5月6日の撤退発表の時に亜久里さんが一度だけ涙声になりました。
“琢磨が一度も文句を言わず、ボクは負けないです、頑張りましょうと言ってくれた”
と言った時でした。

琢磨 聞きました。亜久里さんはああいう
サバサバした性格なので、笑顔で楽しく笑わせる亜久里さんだったと思いますが、
内容的にシリアスなことなので。大変だったということを表に出さないようにしてきた
方だと思いますが、大変だったことはチームの中にいて充分によく分かっているし、
亜久里さんの気持ちを考えると言葉はないです。本当に言葉がない。
個人のこともそうだけれど、亜久里さんの夢だったF1チームを持つこと、そしてそれに
賛同して集まってきた100人の素晴しいメンバーがいて、その人たち一人一人のことを
考えるといても立ってもいられないですね。レースできない、自分がハンドルを握れない、
という悲しさもあるけれど、それどころの騒ぎじゃないな、と感じたのは確かです。
自分自身は、逆に自分がもうダメだと決定して引退するなら話しは別ですが、ボクは
なんとか戻るぞ、と。エンジニアや、一人何役もなってくれた人たちと一緒にレースが
できないのは本当に悲しいです。

--チームのメンバーとは連絡を?
琢磨 全員とは会えなくて、数名とは会い
ました。当日はファクトリーもバタバタしていたけれど、 ボクは(アルプスの)山の中に
いたけれど、すぐに手紙を書いて、たくさんのメンバーから連絡がありました。
夜じゅう電話がなりっぱなしで、2時3時まで話をしましたが、残念なことは変わりない
けれど、こうなってしまったのは仕方ないし、ここから何ができるか。
モータースポーツは小さな社会だと思うけれど、停まらずに、どこかで会うかもしれ
ないし、どこかで一緒に仕事をするかもしれない、ということで、またどこかで会いま
しょう、と。今でも、日本から帰った後も、どうだったとか、逆に再就職をどうしたとか、
話をしています。

人気blogランキングへ
mokkun.gif



【More・・・】

080524053619_4.jpg 080524054551_5.jpg


--ホンダとの次の交渉日程は?
琢磨 決めていませんが、気持ちは伝えたし、
ここまでお世話になったお礼を目を見て言いたかったし、いろいろあります。
表に出せること出せないこと、一杯あるし、みなさんも書き切れていないかもしれま
せんが、これまでホンダは中心的な存在でしたが、できる限りのサポートをしていた
だけたと自信をもって思っています。
今回の件に関しても、確かに別の方法もあったかもしれないけれど、ホンダとしては
できる限りをしてくれました。表に出ていないことで今なら話せますが、カスタマー・
カーの問題がいろいろありましたが、(2008年は)ホンダRA107(2007年型)をベースに
スーパーアグリでモデファイをしてレースをしていたのは事実です。
同時に、今シーズン後半は、ホンダF1チームと同型のクルマを使うというプロジェクトも
しっかり進行していて、この前も中本さんと話をしましたが、先週、日本に経つ前日に
モノコックができてきた。ボクらが使うホンダのマシンはできているんです。後はテスト
していくだけの状態でした。そこまでホンダとしてもバックアップしてきた。今回、たま
たま、という表現はおかしいけれど、マグマ・グループもチームを再建する、という方向で
目一杯のことをやってきたけれど、投資家グループが最後の最後に突然状況が変わ
って前進できなくなったのは不幸としかいいようがないけれど、ボク自身ができること、
ホンダができること、チームができることを精一杯やってきた結果でした。
ここまでホンダのドライバーとしてやってきて、お礼もいいたかったし、今後どんな
可能性があるかということを直接お話したかった、ということです。

--トルコGPは見ていない?
琢磨 トルコは見ないかな、と思ったんですが、
気になるので予選は見ました。Q1はあっと言う間に終わるんですね(笑)。これで走って
ファンはこの2年間、もの足らなかったろうな、と。
Q2まで行ってよ、という声もわからなくないな、と。映るのなんてホンの一瞬。こちらは
チームの状況とか痛いほどよく分かっているけれど、テレビで見ていると、こんなに
一瞬なんだ、と。
だからQ2までは観たけれど、そこから先はどうでもよくなって止めちゃいました。
レースは、子供たちの誕生会から帰って来て夜中にハイライトを見て、興味があるので、
一応は追いました。
ただ、実感が沸かなくて、イライラする気持ちはなかったんですが、昨日目の前で
走られたときには、さすがにう~ん、イライラして家族にも迷惑をかけたかもしれない
けれど、子供が負けじとイライラしてくるんで(笑)、最後は笑っちゃいましたが、目の前
で走られて音を聞いて、実際のマシンが見えて、パドックでトランスポーターが見えて、
というのは、精神的にきつかったですね。
でも、こうしてみなさんに会える機会があるのも事実だし、ボクが出ないレースでも
ファンのみんながここまで来てくれて、バナーを持ってきてくれたり、そういう人たちに
会いたいな、というのもあったので、何とか明後日はモナコにいようと思います。

--今シーズン中に、ホンダからリザーブ・ドライバーのオファーがあったら
受けますか?

琢磨 それも内容次第というか。 リザーブ・
ドライバーもテスト・ドライバーも経験しているので、それを目標にはしたくないですね。
だから凄くストレートな言い方になるけれど、レギュラーに復活するか、その方向へ
のポテンシャルを秘めているとうことで必要性があれば、リザーブ・ドライバーとして
帯同するだろうし、テストも行なうと思います。ただし、気持ちはそうだけれど、実際に
どうかはわからないです。

--他チームからテスト・ドライバーとしてのオファーがあった場合にも、
将来的にレースドライバーになることが条件ですか?

琢磨 そうですね、要求としてはハードルが
高くなるけれど、そこを入れたいです。これまでも、トップ・チームのテストの話しは
2003年の頃からあったわけですが、自分としてはレースにこだわりたいです。
すべての道が閉ざされたら、その時に考えたい。いまは、レースをすることを念頭に
おいて考えたいです。
何はさておき、こうした囲み取材がないのは寂しいです。情報交換もできたし、
楽しかったので寂しいです。

--囲みだけでも続けましょう。
琢磨 (笑)。チームとの交渉を抜きにグランプリ
にいくことは絶対にあり得ないと思う。なので今回は稀なケースだし、自分が住んで
いてまったく顔を見せないのも気持ちが悪かったので、今回は囲みを行なっていますが、
今後、サーキットに姿を表すのは、先を睨んでそれが具体的になった時だと思います。
それが実現できればいいな、と思います。
スポンサーサイト
18:22  |  佐藤琢磨  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://lovemokkunroom.blog98.fc2.com/tb.php/141-bc56809f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。